密葬の通夜

■密葬の通夜は、なにが違うのか?

通夜に関しては、密葬も普通のお葬式と変わりません。違うのは参列者の人数が少ないという点だけです。むしろ、密葬の場合は各手順において省略できることのほうが多いのです。

通夜とは本来、遺族や親しい友人だけで、故人を偲びながら最後のお別れをするものです。ので、少人数で行うことは何もおかしいことではありません。

■通夜の手順(遺族側)

1.葬儀費用

・・・会場費、火葬費、運搬費、設備、備品など、おもに葬儀屋に支払う費用です。会場を借りるだけでも、40万円~150万円と規模によってさまざまです。

2.飲食費用

・・・配膳、ご香典返し用のギフトなどの費用です。これらもおもに葬儀屋に支払う費用に含まれます。参列者が大人数になると、この飲食費用もかさみます。

3.お布施、お心付け

・・・お坊さんやお手伝いの人にお支払いする費用です。これらは、一般的には葬儀屋の業務には含まれず、別途支払う必要があります。具体的な金額は決まっているわけではありませんが、“社会的に常識な価格”だそうです。あまりエライお坊さんに来ていただくと、大変な額になるので気をつけてください。

■密葬の場合の費用は?

以下の手順は、密葬の場合というわけではなく、密葬も普通のお葬式も共通です。

1.一時間前には会場にいること

遺族は、葬儀の開式一時間以上前には会場にいるようにしましょう。早めに参列される方もいるので、遺族はそれより早めに会場に到着し、迎えます。

2.供花、供物の配列

密葬の場合、一部省略できます。 一般のお葬式ではこれら供花、供物が数多く届きます。それらを当日きれいに配列して、供花、供物をいただいた方に失礼のないようにします。

密葬の場合は、供花、供物が届くことはないので、配列の必要はありません。供花、供物を送ってはいけないわけではありません。しかし、密葬とちゃんと伝えてあるのなら、普通、供花、供物を送ってくる人はいません。 ですので、遺族は気にする必要はありません。

3.受付の準備

密葬の場合は一般参列者は来ませんので、受付は必要ありません。

4.参列者席の準備

密葬の場合は、そもそも一般参列者がいないので、席を準備する必要はありません。

5.僧侶へのあいさつ

これは、密葬の場合も同じです。省略はできません。お布施を持参してお坊さんにあいさつに行きます。お坊さんへの細かい手順確認は、葬儀社がやってくれるようです。

6.返礼品やご香典返しの準備

ご香典を受け付ける場合は、もちろんご香典返しを用意する必要があります。 受け付けない場合は、必要ありません。

7.喪主のあいさつ

密葬だからといって決まりはなく、行う場合もあれば、省略する場合もあっていいでしょう。